俺スコープ
-since2005/8/20-  「しいたけを」という役者です。生活の中で琴線に触れたアレコレをみなさんと共有できればと思っております。(タイトルクリックでHOMEへ)
中年男性たちに魅せらて
とあるコミュニティで知り合った人の「DJイベント」ってのを観てきた。

DJイベントっていうから大きいヘッドフォン首に回したダボダボのお兄ちゃんが「オサラ」をQQQと回して観客はだらしなく上下に揺れてる図を想像したけど、会場は新宿ゴールデン街劇場だし知人はそういうタイプではないし・・・。

で、イッてみたら40過ぎのおじさん2人が「歌謡曲の70年代末の歌手たち」についてジャケ写をスクリーンに映し「レコード」をかけ好き勝手喋るのを、観客は缶ビール片手に聞いたり好き勝手突っ込んだり途中退場してハンズで洗濯ハンガー買って一回家に帰って洗濯してからゴールデン街劇場に戻ったりしても再入場チェック無しで入れて(俺)、っていうゆるゆるイベントだった。

「歌謡曲の70年代末の歌手たち」といっても俎上に乗るのは「誰?」な女性アイドルたちで例としてあげようにも名前すら思い出せない。
それでも、二人のマニアトークがとてもイケてて面白かった。

びっくりだったのは二人の記憶力と頭の回転の速さ。
「70年代末の歌手」ったら20年以上前の話なのに、やたらめったらエピソードを覚えている。
歌も覚えている。
抜粋してみなさんにも楽しんでいただきたいけど、俺の頭の中の消しゴムは生きていく端からゴシゴシやるのでおすそ分けできなくて残念だ。あと、ちょっとした相手の振りやアクシデントを捉えて話を転がす転がす。
ちょっとした芸人さん顔負けの転がし様。
二人とも頭のキレがすごい。

若かったころに夢中になったものがあって、それを今でも手放してはいなくて、成長したことで俯瞰する目も持った上で再検証できて。
夢中になったものが特にない俺は、こういう人たちが羨ましい。

俺ができるとしたら友達との宝塚トークぐらいか。

黒木瞳をスクリーンに映して
「月組だったショーコちゃん、研2で真央の相手役に抜擢されたんですよね」
「春風ひとみは真央のお披露目前にコンビを組んだ自分が娘役トップにって思ったでしょうね」
「黒木には真央のファンから砂入りサンドウィッチの差し入れがあったそうです」
とか、壇れいを映して
「風花舞の次は自分が月組娘役トップと思っていたはずの千紘れいかでしたが壇れいがトップに」
「千紘は春風さんに砂入りサンドウィッチの作り方を教わったらしいです」
とか無いこと無いこと喋って・・・。

あ、宝塚トーク聞きたいかも。
誰かやらないかな、マニアの人。

そんなことはどうでもいい。

ライブ終了後、大人の男の人は面白いなと思った。
詳しくは知らないけど二人ともそれぞれの業界で確固たる立ち位置を確保している人たちのようだ。
ここでの大人定義はこういう人たちや、家族を養っている人たちやマイホームをお持ちの人たち。
もちろん俺は体的にはきちんと毛の生えた大人だが、そういう意味ではまだ子ども、生娘だ!(嘘)
大人が休日に自分たちが楽しむイベントをさくっと企画して実行してしまう。
そんな大人加減がイベント全体に感じられて、いいなぁと思った。

とりあえず、俺は中年男性二人のファンになった。
割り込み女
絶対王様の短編映画のためのイベントの帰り。
金の総スパンの衣装と背負い羽根セットが入ったスーツケースを引きずり井の頭線。

激混みなので邪魔にならないように車掌室前を陣取ろうと最後尾ドアの列に並んだ。

ちょうど自分で座席がなくなっちゃう、つまり「座れはしないが立ち位置は自分が一番に選べる」って具合の順番に並ぶことができた。

電車が入ってきて列がジリジリ前詰めになる。
前方の車両を目指す人たちが列の隙間を縫って通っていく。
ドアが開いたその瞬間、いかにも「列の隙間を通り抜けますよ」的に横から入ってきた黄色の服を着た女と連れがツルッと見事な横入り
おかげでスーツケースが一番邪魔にならないポジションは黄色の割り込み女に陣取られた。

「黄色の人ちゃんと並ぼうよ」と注意できなかったのは他ならぬ自分なのでこの状況を受け入れることにしたが、モヤモヤは納まらない。
腹いせに会話を盗み聞き。
っていうか黄色の割り込み女とその連れは声高らかに会話していたので周囲の人は多分リスナー状態。


「あたしナオヤと結婚する気満々だよ」
「そうなんだ」
「絶対別れない」
「向こうはなんでそんなこと言ってきてんの?」
「仕事が忙しいらしくてあたしのことをかまえないのが重荷に感じてるんだって。だから別れるみたいなこというんだ」



違ぇよ。
おまえが割り込むような女だからだよっ。


と心で強気な突込みを入れつつ「ナオヤ、いいから別れちゃえ」と見知らぬナオヤくんにやはり心でアドバイス。

いつものように「黄色がナオヤにひどい振られ方をしますように
と祈りかけたその刹那「人の幸せを妬んでいると自分に幸せがまわってこないよ」と、ある人からの苦言が頭に浮かんだ。


確かにそうだ。
そのとおりだ。


以前、いちゃいちゃアベックで彼氏が爪楊枝で彼女の歯をせせっているのを見て「手元が狂いますように」と祈りちぎったが、「いい具合に歯垢が取れるといいね」と祈ればよかった。


「ナオヤと黄色がもうしばらくの間付き合えますように」
と祈り直した。

【お礼】絶対王様映画【ご案内】
絶対王様の初めての映画「隣人観察日記」が渋谷シネマアンジェリカで上映中です。
短編映画3本のうちの1本が「隣人観察日記」で時間は30分です。
上映時間は変則的で次のとおりです。
11:00〜7/28
21:00〜7/27

26日のイベントに来てくださったみなさん、ありがとうございました。特にカンフーガールワークショップオーディションのみなさん、いろんな思いがあるでしょうに来て下さって嬉しかったです。

紫のばらの差し入れをいただきました。
紫のばらの人、ありがとうございました。

プチレビューですがつかみで拍手をいただくことは期待していなかったので嬉しかったです。
二時間前に劇場入りしてメイクした甲斐があったというものです。
盛り上がってよかった。
そのあとの舞台挨拶で噛んで台無しでしたけど(恥
ビバ!エアコン
稽古に向かう夕方通勤帰りの人で激混みの電車が人身事故の影響で駅間停車。
最終的には1時間ほど車内に缶詰となったわけだけども、30分経過あたりで誰か切れてプチパニックを起こすかと思いきや、存外みなさん冷静。
きっとエアコンと携帯とポータブルプレーヤーのお陰だと思うが、俺はエアコンの功績を讃えたい。
温度や湿度は人を呑気にも短気にもさせる。
「前の電車が駅に停車してるのでこのままでお待ち下さい」とか「事故車の復旧見込みは今のところたっておりません。このままでお待ち下さい。」とか、マメだけど内容に進展がないアナウンスでイライラが募る通勤人のほてった頭を涼しい風がクールダウン。
「早く動かせ」と理不尽にオヤジが切れるのを防いだのは間違いなく、快適な温度を保ったエアコンくんだ。
有難う、エアコンを発明した人。っていうかエアコン大好き。
「無人島になにかひとつ持って行くとしたら?」って心理テスト定番問題があるけど、俺は迷わずエアコンだ。
室外機とか電気とかごちゃごちゃゆうな。
とにかくエアコンだ。

呑む打つ買う
錦糸町と聞くと「うぐいす谷ミュージックホール」(笑福亭鶴光:傑作)中の一節「錦糸町はフランス座よりお招きいたしましたカモメのヨーコ、カモメのケーコのお二方が演じまする大レズビアンショーでございます」を思い出す。

子供時代に愛聴したこの歌の印象も手伝って俺の中の錦糸町は「労働者が呑み、打ち、買うドヤ歓楽地。」

錦糸町を歩きながらふと見上げたら

20060726112411 JRA + 楽天地


楽天地はかつてこの地にあった繁華街の名称らしいけど、競馬と「楽天地」という言葉の相性が、俺の中の歪んだ錦糸町観となじみまくりでウケた。

メンズ日傘inディズニーシー
20060716171658220060716171658

ディズニーシーでメンズ日傘普及活動敢行。
もちろん今年も威嚇日傘
ビバ!独り乗り!@ディズニーシー
今回、連休中の日曜日で激混みだったにもかかわらず、我々は人気ライドを次から次へと乗りこなすことができた。

「シングルライダー」というシステムを利用したからだ。
こういうシステムの存在を初めて知ったが、これが飛び切り素晴らしくて感動した。

ご存じない方のために簡単に説明すると、これはライド系のアトラクション(ここでは3アトラクションだけ)に用意された、言葉通り「独り乗り」のシステム。

これを利用する場合、ファーストパス(簡易時間帯予約)用の通路に並ぶ。
この通路は一般の列とは別になっていて、見るだけでげんなりするほど並んでいる民草の横を「みなさん、ごくろうさま」と涼しく通って乗り場近くまでたどり着くことができる。

「だったらファーストパス取ればそれでいいじゃん」と思われるだろうが、ファーストパスは一回にひとつしか予約できず、しかも二時間経過しないと次の予約ができないようになっている。

ところが「シングルライダー」は係りの人に口頭で「シングルライダー」と伝えればいいだけなので予約なしでファーストパス用の通路が利用できる。
乗り物の席はだいたいが二人掛けやら四人掛けなので、グループの人数が奇数だと1席余る。
この一席に乗り込ませてくれるのだ。
どんな感じかというと、

20060717175114こんな感じ。

最前列で手を上げているのが俺。

わ〜寂し楽しそう〜。

っていうか隣のおばちゃん俺を避けてね?


連れと一緒に「ワー」とかいえないのはちょっと寂しいけど、かつてUSJに独りで行ったことがある俺だ。
60分-70分待つことを思えばそんなのへっちゃら。


時間の節約もさることながら、俺の感動ポイントは、独りの人を優遇するシステムだというところ。

社会はアベックや家族にはやさしい。
ただでさえ、アベックはいちゃいちゃできたり、家族は絆を確かめ合ったりできて幸せを味わっているのに、その上「ペア割引」だの、やれ「家族割引」だのと優遇されまくり。
「孤独割引」とかって聞いたことが無い。
それどころか「少子化対策として独身税を取れ」とまで言われる始末。

地球にはやさしくしようとするくせに独り者には厳しい社会において、独り者を優遇するこのシステム。
しかもいちゃいちゃの聖地でだ。
この懐の深さ。

ビバ!独り乗り!
ビバ!ディズニーシー!


多分もう行くことも無いけどね。
ディズニーシー@いちゃいちゃ
関西から遊びに来た友達と初ディズニーシー。

行きの電車から浮き浮き心が弾んでる!
と言いたいところだがぶっちゃけ眠くてどっちかって言うと憂気憂気。
でも折角行くのだから気分を盛り上げなきゃと頑張っていた矢先、

20060717175711これが


200607171757112突然こんな風になってびっくり。


変身?
変身するの?
それとも事故の予兆?

とやや緊張を強いられながら無事到着。

入園直後からアベックが多いのには辟易したが、ディズニーシー、ディズニーランドはいちゃいちゃの総本山
ここでいちゃいちゃせずしてどこでいちゃいちゃするのか。
この地で「イチャイチャ条例の施行を!」と叫ぶのは、宝塚大劇場のロビーで「女だけの芝居なんて不自然なり」と一席ぶつようなもの。
風車に立ち向かうドンキホーテ。
政治の巨悪に挑もうとする学級新聞の豆記者。
こみ上げる感情をグッとこらえ、割り切って楽しむことにした。
セックス談義
ワークショップ会場近くのマックでいちゃいちゃアベック。
楽しそうにおしゃべりしながら彼氏が爪楊枝を取り出した。
マックで爪楊枝?の不思議はさておき、自分の歯をせせったあと、その爪楊枝で彼女の歯をせせりだした。

キーッ!
そんなにも許し合っているのかッ!
通い合っているのかッ!


二人の間に流れる他者には理解できない信頼感が羨ましくて羨ましくて「手元が狂いますように」と必死に念じた。
心から念じた。
今日が七夕だったなら短冊にその願いを託したのに。

って話を着替えのときに受講者の一人にしたら「しいさん黒いんですね」って引かれた。
気の利いた日常会話のつもりだったのに。
失敗。



本日で9月公演のワークショップオーディション全日程が終了した。
で、今日の打ち上げの席。
周りは偶然女の人ばかり。
まだ酔わないうちから、話の流れでおこちゃま口出し無用のセックスのガチ談義になった。
相性が合う合わないって話から気持ちよくて泣いたことがあるって話まで飛び出し盛り上がった。

「セックスで美しくなる」とか「セックスで痩せる」などといった女性雑誌の特集記事は地に足がついていない気がしてそそられないが、あの場でのリアルトークには説得力があって面白かった。

なにより嬉しかったのは、これらの話題が女の人たちから発信されたこと。
女の人も積極的に快感を得るために、気持ちいいセックスってどんなのだろうと掘り下げ、工夫したり努力するのはいいことだ。
またがった状態でくるくる回って「ヘリコプター」とか、腹を下にした変形駅弁で手足をまっすぐ伸ばし「ウルトラマン」とか、それの発展系として結合部を軸に上にいったり下に行ったりで「ししおどし」など、創意工夫して愉快な技をドンドン開発して欲しい。
そして病と妊娠には細心の注意を払って貪欲に快感を貪って欲しい。

席を移せばそこでは「男の人はなぜ風俗に行くの」って話で盛り上がっており、シモネタの汎用性を改めて思い知った。

わー、なんか俺スコープじゃないみたい。
酒残ってる?俺。

っていうか、ワークショップに参加してくださった皆さんありがとうございました。
お互い今後もがんばってイキましょうね。

って読んでないか。

俺に幸あれ
中田の次の職業、今までは「サッカー選手」だったけど、今度からは「カッコイイ人」だな。

20060707192433ワークショップ会場最寄り駅の七夕の笹。
タンザクに「俺が幸せでありますように」としたためてきた。


「エゴイストっ」と菓子パンを投げつけるのは待って欲しい。

俺の願いは「世界の平和」「みんなの幸せ」「家族の健康」

俺が幸せであるということは、それらが叶っている状態ということだ。
世界の平和や自分の幸せを願うのならば、是非俺の幸せをタンザクに委ねて願って欲しい。

その結果たまたま、俺の買った株が急騰したり、恋人が出来たりしたらこんなに嬉しいことはありません。

人喰いペコちゃん
1.jpgオリジナル初代ペコちゃん。

獲物を見下ろす三白眼。
緑の瞳。
舌なめずり。
歯。

チャッキーだ。
超怖えぇぇ!!




現金を撒き散らした
昼はサラリーマン役でCMオーディション、夜はwebドラマ「探偵5」の撮影で落語家役。

夜の撮影は浅草木馬亭。
浅草といえばあだちや
2回も来たことあるから庭も同然。

嘘。
プチ迷子になった。
迷子中に見つけた浅草東洋館のラインナップ。

20060705011825   玉川カルテット。
   冠がボーイズ


このボーイズってboy meet girlのboy?
meetじゃなくてmeets?
確かメンバーの皆さんは現世のboy時代より来世のboy時代の方が近いぐらいのご高齢。
ちっともボーイズじゃないぢゃんと思い具具ってみたら、ボーイズとはBoysではなく芸の名前で「楽器を使って漫談をするグループ芸」のことだって。


で撮影。

落語家の役と言っても落語をする訳ではなく客席で現金を撒くというシュールな役。
撒いたのは本物のお札。
俺が撒いた札に飛び付くエキストラのみなさんの狂気ぶりときたらアマゾン川に投げ込まれた牛に群がるピラニアの様で壮観。
撒く俺もちょっとしたヒーロー気分。
「金運上がるよ〜」というスタッフのジョークに「マジっすかッ」とガチで食い付いた俺。
偽りの花園終了
ふぅ〜。
6月入ってからのにわか視聴者だったけど、昼ドラの最終回ってやっつけっぽい内容だけど、それでも感慨無量になるな。

それにしても上原さくらは神演技だった。
中島先生の台本の醍醐味を余すところ無く私たちに伝えてくれた。

嫁の美禰子の前で「顕彦さんの子供を孕んだ」「妊娠中は変わったものが食べたくなるのよね」と炭をぼりぼり喰らいながらさらりと言い放つ
「私産みますよ。」
この「産みますよ」のうまさは草笛光子レベル。
お見事。

死ぬときもよかったな〜。
大きな目から絶妙なタイミングと分量の涙。

っていうか、あの役そのものが素晴らしかった。

貴婦人に憧れ、乳姉妹として育った捨て子の遠山景織子を下女扱い。
遠山景織子の婚約者を奪いその結婚式の日に無理心中。
記憶を失い満州に渡り結婚。
日本に戻って娼館を経営。
夫は遠山景織子と不倫。
記憶が戻ったら夫が実の兄であったことが発覚。
今後は自分は妹として愛すると身を引く。
それでも遠山景織子との愛を黙ってみておられず、元夫と遠山景織子の結婚式の日に「本当のお父さんがみつかった」と嘘をついて娼館に呼び出し客を取らせる。
ひどい!と泣き崩れる遠山景織子に「試練を与えてあげているの。これぐらい乗り越えてくれないと身を引いた甲斐が無くてよ」としれっと言い放つ。
元夫と遠山景織子の間にできた女の子を監禁し、取り返そうと乗り込んできた遠山景織子に3人で死のうと無理心中を図る。
そして遠山景織子に視察もとい刺殺される。

ものすごい波乱バンジョー。
業の深いことマリワナ海溝の如し。

絶対王様でこんな役俺に書いて欲しいが、次回公演の俺の役名はハンサム係長

水溜りほどの業しかなさそうだな。
っていうか業なんか無さそう。
GO FREE。
意味わからん。