俺スコープ
-since2005/8/20-  「しいたけを」という役者です。生活の中で琴線に触れたアレコレをみなさんと共有できればと思っております。(タイトルクリックでHOMEへ)
追悼:マンコ芸妓一代記レビュー
「サロン」顔合わせの席で関根さんからレビューの発注があった。
宝塚みたいなやつじゃなくて、かつて絶対王様グローブ座公演でやった「音楽に合わせた無言劇で女の一代記」モノで。
(ちなみにグローブ座では「シェヘラザード4楽章」をほぼまるごと使って、「戦争で全てを失った良家の娘がパンパンに身を落とし成り上がるも絶命する」をやった)

なんとかひり出して関根さんに渡したが、諸々の事情で先日正式に没となった。
内容が下品だからか(w

使えなかったら没にしてくれて構わない旨は伝えてあったので、覚悟はしていたけど、全く陽の目を見ないまま葬られるなんて産まれてきたこの子があまりにも不憫。

みなさんにご覧頂くことが何よりの供養と、ここにお披露目させて頂こうと思う。

「花電車でGO(仮題)」
リカちゃん人形で楽しく遊ぶ近所の子たちを羨ましそうにみつめる少女ユミ。
家に駈け戻るユミ。
すべての家財道具には差押え屋の札。
内職中の母にリカちゃんをおねだり。
母は困りながらも内職材料で人形を自作するがリカちゃんとは似つかないしょっぱいデキ。
笑顔で人形をユミに渡す母。
が、ユミは気に入らない。
「こんなのリカちゃんじゃない」と人形を投げ捨てる。
悲しむ母を尻目に「こんな貧乏な暮らしはもういやだ。」と家出を決意。
母に気づかれないよう部屋を出ようとするユミの足下に投げ捨てた人形。
さすがに罪悪感がこみ上げ人形をカバンにねじ込むユミ。

家出したものの当てがあるでもなし、腹を空かせさ迷う中、ある建物の裏口が開いているのを見つける。
何の気なしに覗くと、そこは劇場で、女が客席に向かって股を広げている。
客は固唾をのんで女の股に注目している。
「なんだろう」と思った刹那、女の股から勢いよくピンポン玉が。
大喜びの客はチップの札束のレイを女にかける。
ここはストリップ小屋で女は「花電車」のベテラン、エミイ越谷だったのだ。
観ていたユミに電流が走る。
「これだ!!これで稼ぐのだ!!金持ちになるのだ!!」

楽屋で手をつき、弟子入りを懇願するユミに、エミイはピンポン玉を渡す。
「やれるもんならやってみな」と。
唾を飲みピンポン玉を見つめていたユミだが、ついに心を決め、女の隠しどころにピンポン玉を挿入。
落としそうになるのをぐっと持ちこたえるユミを見て「アンタ見所あるよ」と弟子入りを認めるエミイ。
厳しい鍛錬の日々が始まった。

母はユミを探し続け東奔西走の毎日。

数年後、ユミは一人立ちし、プリンセス・ユミと名乗り、ラスベガスでショーを開くまで登りつめる。
今夜もラスベガスでショー。
日本からテレビクルーも。
手裏剣を飛ばして風船を割ったり、筆を装着して字を書いたり、ジャパネスクを前面に出したマンコ芸にアメリカンは「オー、マンコニンジャ!」「ニンゲンダモノ!」と大絶賛。

一方施設の中。
テレビの前にすっかり老いた母の姿。
ラスベガスのショーの中継を観ているのだ。
娘の成功と元気な様子に嬉しそうに頷きながら事切れる。

楽屋に戻ったユミは、子どもの頃母が作ってくれた人形を手に取る。
あれから母とは一度も連絡を取っていない。
「母さんは元気だろうか」
携帯を取り出し家に電話をかけるユミ。
母の死も知らずに。

以上を1986年の大河ドラマ「いのち」のテーマ曲に乗せて無言劇で。
時間にして約2分30秒(w

死んだ子の年を数えるような未練がましいマネをして申し訳なか。
これで仏もこの世に未練を遺すことなく昇天することだろう。

あ、流れ星。
スケバンC
「サロン」の稽古。
役は主人公ゲイカップルの家にたむろするゲイのひとり「タカオ」なんだけど、それとは別に、女主人公「直」をボコる「スケ番C」に抜擢された。
光栄である。

本役が割りと地味っぽいのでこの役で輝きまくってお客さんに喜んでいただこうと決意。
出番は40秒ほどだけど。

シンナー入りビニールを常に携帯しているスケバンC。
ラリってヘロヘロなスケバンC。
スカートからジャックナイフを取り出し威嚇するスケバンC。
でもイザ取っ組み合いになると危ないからポケットにしまうスケバンC。
「マンコの匂いでも嗅いでな!」と直の顔に股間を押し付けるスケバンC。

しょっぱなの立ち稽古から、久しぶりに合った田舎の親戚が「あれも食えこれも食え」と世話を焼くように、惜しみなく演技を大盤振る舞い。
俺の「スケバン引き出し」の全て(ベクトルは全部同じ)を演出の関根さんにぶつけた。
さぁどうだ!


「シーンがぼけるから普通に居て」


腹いっぱいにさせてしまったのが徒となったかと「オール没」の憂き目に。

たけをショック。
業務連絡:FKさんへ
チケット予約のメールを下さったFKさんへ

14(土) 18:30〜 2枚ご予約くださいましたFKさん、有難うございます。
ところで、ご予約確認のメールを送信元アドレスに返信しているのですが、エラーで返ってきてしまいますので、ここでお返事させていただきます。ご予約は確かに承りました。当日受付でお名前をお伝えくださいませ。代金と引き換えでチケットをお渡しいたします。

自主稽古失敗
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今日は急遽稽古中止。
いい機会だと思い「ゲイの仲間」役の人に、集まって自主稽古しませんか?と有志を募った。
いつもはこんな気の利いた働きかけなんかしないのに素晴らしいよ俺と悦に入っていたら、集まってくれたのは劇団員2人と客演1人(w
ガラにないことはせんほうがいいな。
しかも、仕切りきれず、始終雑談で終わっちゃったし。

でも稽古帰りの空がいい感じだったからまぁいいか。
40の手習い
久しぶりにカラオケに行ったお(゜ω゜)ギザタノシス(^ω^)

しょこたん語使ってみたが合っているだろうか。
てか背伸びやめ。


俺はカラオケ好きと思われているかもしれないが、真逆。
嫌いってわけじゃないけど、新しい歌に興味を持てなかったり、レパートリーが人と共有できないものばかりなので場がサガることの恐怖から行く前から憂鬱になったりで、いつの日からかパッタリ行かなくなった。

ところで、稽古開始前に今回のフライングステージの公演は音楽劇で歌があるかもしれない、と聞いていた。
「これは喉を鍛えねば」と思い、共演の西田さんにお願いしてカラオケボックスに連れて行ってもらった。
そんな彼女のお勧めで歌広場の会員に。
これで昼30分ワンドリンク付き90円。
マックでコーヒーすするより安い!

とここまで準備したが、公演は方向性が変わったようでどうやら歌は無いみたい。

(´・ω・`)んっん(´・ω・`)ザンネンス(´・ω・`)
エアベッド
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サロン稽古帰り。
泥酔なさってるのかお疲れなのか、とにかく爆睡中。
そして目が半開き。
夏が始まる
フライングステージ稽古初日。
演技するのが久しぶりな気がして、高揚を伴う気持ちいい緊張感を味わいながら稽古場入り。

台本が1/3ある!すげぇ!(w

一回目の本読みは、今回初めてご一緒する方が多いせいか、なんか緊張してカミまくった。

俺の役は、主人公の少女が転がり込む先のゲイカップルの仲間たちのひとりだった。

初見の印象では、これといった役割も特徴もない役に思えた。
台本が「どうぞご自由に」と囁いている(w。

休憩の後の2回目の読みは、台詞を覚えることにあてた。
最近、モノを覚える力がメキメキ落ちている。
今のところ台詞も少ないのでなんとかなりそうだけど、今日覚えた台詞が明日には頭の中の消しゴムが仕事してそうで怖い。
そんな不安を抱えながらも、大勢でひとつのモノを作り上げていく喜びに、胸がさわさわする。、

稽古が始まる。
青春が始まる。
俺の夏が始まる。

辛いことも楽しいことも味わいつくしたい。
ハニコが昼ドラに!
放送禁止5でハニコを演じた、同じ事務所の栗山かほりさんが「麗わしき鬼」に出ているのを発見。
所属事務所の女優さんが昼ドラで、しかも中島丈博先生の作品に出ているのを見たのはこれで二回目。
前回は「偽りの花園」でなんとヒロインの娘役というメインキャストだった。
なんかコネがあるのか?
あるなら俺をぶっこんで欲しい。
そしてヒールとして暴れたい。
普通そういう役は女優に振られちゃうんだけど、そこを曲げて俺にやらせていただきたい。

と思ってたら「麗わしき鬼」で、男優が「腐れアマ、これでも食らえっ!」と女優の顔面にグラスのワインをビシャっとひっ掛けるシーンが!

「これ、これ。こういうのが見たかった!」と手を打って喜んだ刹那、ベッドの上で身悶えた。

「この役、俺にやらせて欲しかった」

と。